妻を姑から守る覚悟は持てるか?

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私の周り・・・同窓生や部活のOB会関係、あるいは職場の同僚などの友人、知人の中には、シングルマザーとなった女性が何人もいます。

そりゃぁ、3組に1組が離婚して、特に30歳代が最も離婚率が高いというこのご時世、シングルマザーの女性と出会わない事自体がないでしょう。

ごく個人的なことを言うと、私が妻と出会うより前にただ一人お付き合いしていた人も、シングルマザーでした。

で、離婚の原因にも色々あるかと思いますが、圧倒的に多いのが、
「夫の実家、特に姑との関係」
ではないでしょうか。

他にも経済的理由、性格の不一致、いろいろ理由はあっても、根底に嫁姑問題があったり、あるいは逆に他の原因があっても嫁姑問題がトリガーになったりと、結局はそこに行き着くケースが多そうです。

それでも、夫婦二人だけの関係さえ良好だったら良いのではないかとか、なんとかなるのではないかと思う男性も多いかと思います。

しかし、私の知る限りでは、
「夫とは仲が悪かったわけではないんだけど・・・」
「旦那は本当にいい人だったんだけど・・・」
だけど!
「お義母さんとの関係がうまくいかなかった」
そう言う声が非常に大きいです。

まぁ考えてみても、今の日本では妻というのは、結婚に伴う改姓で実家とは法的にも心情的にも切り離された存在です。

そして入った家は、自分が生まれ育ち慣れ親しんだ全ての文化、慣習とはまるで異なった世界なのです。

男女の立場は逆転しますが、かつてネット上を賑わした・・・とはいかなくても、微風くらいは起こした事件、
「私の彼氏はカレーを一口ずつよく混ぜて食べます。それが私だけでなく、私の両親も我慢できません。婚約を解消すべきでしょうか?」
ということが問題となるくらい、それぞれの家には、それぞれの「絶対に曲げられない法」があるものです。

ましてや、夫というのはその母親(妻から見れば姑)の言うこと、する事が全ての法令に勝るくらいの影響下で少なくとも思春期までは過ごしてきたわけですから、妻にとっては姑の存在など乗り越えたくても乗り越えられない、壊したくても壊せないものでしょう。

実際に聞いた話では、妻が作る味噌汁の味、カレーの味、ハンバーグの味にまで
「僕のお母さんの作った方が・・・(中略)・・・だから君のは口に合わない」
と言って、外食に走る夫もいます。
(外食ならいいんかい!)


それは極端な例としても、結婚式や子供の誕生、節句やその他もろもろの行事の場面で、姑が「我が家の法」で武装して、有形無形の圧力をかけてきます。

そこで夫というものはしょうがないもので、それに従うよう妻に命じたり、あるいは頭を下げたりします。

しかし。

もとは他人だった妻と結婚してできた新しい家庭を作ろうという時、自分が生まれ育ち慣れ親しんだ家庭とは別のものを作り上げるのだという心構えくらいは持ちたいものです。

妻にとっては、実家から離れて孤独にいるなかで、夫こそが唯一頼れる相手なのに、その夫から
「俺様の実家の流儀」
を求められると、まさに孤立無援の状態になってしまうでしょう。

でも、それはいくらなんでもあんまりです。

ここはひとつ、夫は自分も自分の実家から一歩か二歩かそれ以上、理想は妻とその実家と同じくらい距離を置いて、姑からのあらゆる干渉から妻を守りつつ、できれば両家の良いところばかり取ってしまった家庭を作るのが賢い道ではないかと思うのです。


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